バルセロナのアルゼンチン代表FWメッシ(32)は30日に自身のインスタグラムで選手の給与の70%削減を受け入れたことを発表するとともに、うその情報をメディアにリークしたクラブ幹部がいることを指摘し、不満を述べた。スペイン各紙が伝えている。

バルセロナは新型コロナウイルスの影響でプロ選手含めクラブに属する全ての人々の給与削減を発表していたが、それについて選手たちがその提案を当初は拒否していたという報道が出ていた。

メッシは自身のインスタグラムで給与削減について「僕たちはこの非常事態宣言下、自分たちの給与を70%削減するだけではなく、この状況が続く間、クラブ職員が給与を100%受け取れるように貢献するつもりだ」とクラブの提案を受け入れたことを説明した。

その一方でクラブの給与削減の提案を最初、選手たちが拒否したという報道については否定。「クラブ内部で僕たちを詳細に調べ、僕たちが元々やろうとしてきたことをやるよう圧力を加えようとした人物がいることに驚いている。実際、合意が数日遅れたのは、僕たちが単にこの非常に困難な時期にクラブや職員を助けるやり方を探していたからだ」と記した。

(高橋智行通信員)