レアル・マドリードには現時点で来季に向けた選手が37人いる。その中から12選手をメンバーから外す必要があるとスペイン紙アスが1日に報じている。

37選手の内訳はトップチーム25選手、Bチームのカスティージャの1選手(ヘイニエル)、日本代表MF久保建英(マジョルカ)を含む期限付き移籍中の11選手となっている。そのためジダン監督は来季をベストな形で臨むためにメンバーを整理し、25選手を選択する必要があるという。

クラブは11人の期限付き移籍選手(GKルニン、ジダンの息子ルカ・ジダン、DFオドリオソラ、アクラフ、バジェホ、レギロン、MFセバージョス、ウーデゴール、久保建英、オスカル・ロドリゲス、FWマジョラル)と継続的にコンタクトを取っており、どの選手を来季チームに戻すかを検討している。その中で復帰の有力候補はウーデゴール、レギロン、アクラフの3選手となっている。

またアス紙はRマドリードとの契約が2025年まで残る久保について、「マジョルカでの1年は18歳の新人選手にとって期待通りのものとなった。試合を重ねて調子を上げていった。Rマドリードは好意的に受け止めているが、鍛え続けられる必要があると感じている」と紹介している。

今現在、新型コロナウイルスの影響による自宅待機が続く中、Rマドリードとジダン監督はどの選手を戻すかを含め、今後数カ月の間に多くの決定を下さなければならない。(高橋智行通信員)