エバートンがプレミアリーグ優勝を争えるチームの1つになることを目指し、レアル・マドリードのFWギャレス・ベールとMFハメス・ロドリゲスを今夏の移籍市場で獲得することを狙っていると、スペイン紙マルカが3日に報じた。

エバートンの監督は、元Rマドリードのアンチェロッティ氏が指揮をしている。クラブは現在、同じ街のライバルで、今季のリーグ戦で優勝が目前のリバプールに大きくリードを許している。

ライバルとの差を縮めるためにエバートンとアンチェロッティ監督は、来季に向けてベールとロドリゲスの他に、ラムジー(ユベントス)らを獲得候補にリストアップしていると同紙は伝えている。

同監督はRマドリード監督時代、ベールとロドリゲスを重宝し、素晴らしいパフォーマンスを引き出しており、その実力を分かっている。

Rマドリードとの契約年数について、ベールが残り2年、ロドリゲスが同1年となっている。ベールの高額な年俸問題は別にして、エバートンは両選手に対し、長期契約のオファーを出す準備ができているとみられている。

しかし、Rマドリードが2人の獲得に費やした金額は1億7000万ユーロ(約204億円)であるため、交渉は非常に困難であると推測されている。(高橋智行通信員)