今季、Rソシエダードに期限付き移籍中のノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴール(21)が来季、レアル・マドリードに復帰することが確実であると、スペイン紙アス電子版が4日に報じている。

これまでウーデゴールが来季Rマドリードでプレーするかどうかは、来年6月30日に契約切れとなるモドリッチの動向が大きく影響すると言われてきた。しかし同紙はモドリッチの来季の状況に関係なく、ウーデゴールがRマドリードに帰ってくると伝えている。

ウーデゴールは今季、Rソシエダードで最初からハイパフォーマンスを披露し、1部リーグで大きなインパクトを与えてきた。モドリッチの後継者とも言われており、その実力が今回認められる形となる。

一方、Rソシエダードは期限付き移籍をもう1年延長することを望んでいる。なぜならウーデゴールに来季、Rマドリードで居場所がない場合、期限付き移籍を1年間延長することを口約束で交わしたためである。しかし、それはあくまで非公式であり、書面など正式に定められたものは存在しない。

Rマドリードとウーデゴールは今季終了後に話し合いを行い、共同で将来についての決断を下すことになる。しかし状況が大幅に変わらない場合、ウーデゴールが来季、Rマドリードの一員になることは間違いないとみられている。(高橋智行通信員)