インテル・ミラノが今夏、メッシ(32)獲得を求める可能性がある一方、バルセロナは話を聞くつもりはないとスペイン紙マルカ電子版が6日に報じている。

元インテル・ミラノ会長のマッシモ・モラッティ氏は同日「メッシはインテルにとって全く禁じられた夢ではないと思う」と語り、交渉が困難であることを理解しつつも獲得が不可能ではないことを強調した。実際に、バルセロナが来季に向けて攻撃陣を補強するために獲得を強く望むアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスの交渉に対し、インテル・ミラノがメッシを含めることを求める可能性があると同紙は伝えている。

しかし、バルセロナ首脳陣は誰もメッシ放出について考えてはおらず、メッシ本人もチームを離れる意思はないという。メッシはここ最近、クラブに対して不快感を示し、契約延長話が保留中になっているが、来季もバルセロナでのプレー続行を望んでいる。メッシは現在、新型コロナウイルスの影響により他のチームメート同様、自宅待機を余儀なくされており、個人トレーニングを継続しながらリーグ戦が再開されるのを待ち続けている。(高橋智行通信員)