MF本田圭佑(33)が所属するブラジルの古豪ボタフォゴは3月分の給与支払いのため、裁判所に対して納税の一時停止を求めている。

7日のブラジル・グローボ紙によると、選手と職員の給与を確保するための措置で、労働法に基づく税負担金払いの一時停止が認められれば、180万レアル(約3750万円)が追加資金になるという。

経営難とされるボタフォゴは以前から州のクラブ従業員組合との給与交渉を続けてきた。当初は放送権収入、またはブラジルサッカー協会による分配金、ネルソン・ムファレジ会長らが負担するなどの合意案があった。しかし新型コロナウイルスの影響で試合は中止が続き、すべての入金が断たれた形となっている。

既にボタフォゴは3月と4月の給与全額を選手、職員の全員に支払うとの声明を出している。