MF久保建英(18)が所属するマジョルカは1部に残留した場合、スペイン2部ルーゴに所属するフランス人DFマテュー・ペイベルネ(29)を獲得候補の1人に挙げているとスペイン紙マルカが10日に報じた。

新型コロナウイルスの影響を受けリーグ戦が中断する中、マジョルカは来季に向けて動きだしている。2部リーグ20位の降格圏内に沈むチームの中で、目覚ましい活躍を見せているペイベルネの獲得を目指しているという。同選手の代理人は、選手本人がスペイン1部でのプレーを希望していることを確認していると報じた。

期限付きで加入しているペイベルネは今季リーグ戦24試合に出場。市場価値は65万ユーロ(約7800万円)と見積もられている。所属元の同2部アルメリアとの契約は2022年6月30日までとなっている。ブライトンやウェストブロミッジも同選手の獲得に興味を持っていると伝えられている。また、ヘタフェとレバンテが今冬の移籍市場ですでに獲得に動いた逸材でもある。

現在もマジョルカの選手は自宅待機が続いている。期限付き移籍で加入している久保を含み、6月31日で契約が切れる計21人の将来が不透明なままとなっている。(高橋智行通信員)