プレミアリーグのリバプールに所属する日本代表FW南野拓実(25)は、MFジェルダン・シャキリ(28)らとのドイツ語会話でチームに適応している状況が明かされた。

11日、英ミラー紙が、クラブ公式サイトにアップされたシャキリのインタビューを報じた。1月にザルツブルクから移籍した南野は公式戦7試合出場したものの、新型コロナウイルスの影響で試合が中断。チームメートとの距離を縮めることが難しくなったが、シャキリは「私たちは南野を助ける。彼は非常にうまく適応していて、ここを楽しんでくれたら幸いだ」と明かした。

「正直に言うと、私はみんなに親切です。誰かとだけ仲が良いというわけではない。みんなとジョークを言い合いたい」と平等に他選手と接しているシャキリは、ポジションも近い南野も気にかけていた。「南野は英語よりもドイツ語が上手。チームにはドイツ語を話す選手がかなりいるので、ドイツ語で話している。ただ英国は(言語が)違うので、もっと英国の生活に慣れる必要があるね」とのアドバイスも加えた。

リバプールの選手たちは「ファミリーのようだ」という。シャキリは「グループではなく、チームになること。それが非常に良いこと。みんなで楽しんで、みんなで勝利する。小さな家族のようだ。それが非常に私たちが成功している理由だ」と明かしていた。