ユベントスがアトレチコ・マドリードのガーナ代表MFトーマス・パーティ(26)の獲得に興味を持っているとスペイン紙マルカが24日に報じている。

Aマドリードでレギュラーの座をつかんでいるトーマスは今夏、欧州のビッグクラブから注目される選手のひとりになっており、すでにアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドが獲得を狙っているという報道が出ている。そんな中、ユベントスはトーマスがクラブと契約延長交渉でうまくいっていない隙を突き、新たに獲得に動きだしているという。

ただ、トーマスの希望はプロデビューという夢をかなえてくれたAマドリードでのプレーを継続すること。そのため現時点ではクラブの契約延長オファーに満足してはいないものの、最終的に合意に達することができると確信しているという。

トーマスの契約期間は2023年までで、契約解除金は5000万ユーロ(約60億円)に設定されている。しかし年俸はレギュラーという状況にもかかわらず、メンバーの中で最も低い選手のひとりになっている。Aマドリードでプレーを継続するために、今後はその価値に見合った改善を求めることになるだろう。

(高橋智行通信員)