国際サッカー連盟(FIFA)が新型コロナウイルス感染予防のため、試合中に唾を吐いた選手に警告を出すことを検討している。

FIFA医事委員会のドーゲ委員長が「サッカーでは一般的な行為だが、衛生的ではない。(公式戦が)再開された場合には最大限避ける必要がある」と述べ、ピッチに唾を吐いた選手にはイエローカードを提示すべきとの私案を示した。27日の英デーリー・テレグラフ紙(電子版)が伝えている。

唾液は数時間ピッチに残っている可能性があり、ウイルスの拡散につながる恐れがあるという。はなをかむ、選手同士で抱擁するといった行動も、感染のリスクが高まるために控えるべきだとしている。