新型コロナウイルスの影響で今季打ち切りとなったフランス1部リーグは、中断まで首位に立っていたパリサンジェルマンに優勝タイトルを与えると、30日付のフランス紙レキップが報じた。

フランス政府が新型コロナウイルスの影響により、9月までのスポーツイベントなどの中止を発表したことにより、リーグ戦の打ち切りを余儀なくされた。だが、タイトルや来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)や欧州リーグの出場権については不透明な状況だった。すでに中止を決めているオランダ1部リーグでは優勝クラブなしで決着したが、フランスでは中断まで首位だったパリサンジェルマンに優勝のタイトルを与え、3年連続9度目の優勝となるという。

また、優勝のパリサンジェルマンと、DF酒井宏樹が所属する2位マルセイユ、3位レンヌが来季の欧州CL出場権を獲得。4位リール、5位スタッド・ランス、6位ニースには欧州リーグの出場権が与えられると伝えた。

10節を残しての終了となったが、昇降格は行われるという。これにより、19位アミアンと20位トゥールーズが2部に降格。2部の首位ロリアンと2位ランスが1部に昇格すると報じた。