イングランド・プレミアリーグ、マンチェスター・シティー所属のアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(31)が進行する6月のリーグ再開プランに「選手の大多数が(新型コロナウイルス感染を)怖がっている」と警鐘を鳴らした。

4月30日の英スカイスポーツのよると、プレミアリーグ各クラブが6月8日の公式戦再開を目指している動きについて、アグエロが言及し「大多数の選手は、家族がいて、子どもがいて、赤ちゃんや親もいるので怖い」と率直な心境を口にした。

現在、英マンチェスター近郊チェシャーの自宅で待機しているアグエロは「私は彼女と一緒にいて、誰とも接触していない、無症状でも感染している人がいるため、外に出れば私たちも感染する可能性がある。なので自宅待機している」と現状を明かした上で、リーグ再開は「早すぎるのではないか」と懸念している。 プレミアリーグは1日に各クラブ代表者が集まった会議を開き、6月8日からのリーグ再開について検討に入る。また英政府は5月7日にロックダウン(都市封鎖)の制限を緩和する見通しで、チームは小グループでの練習を再開できる予定となっている。各選手たちは数週間でトレーニングに戻ることができるものの、選手たちのメンタル面のケアも大きな課題になりそうだ。