イングランド・プロサッカー選手会の最高責任者を務めるゴードン・テイラー氏は5日、新型コロナウイルスの影響で中断されているリーグ戦が再開した際に、従来の45分ハーフより短い時間で行われる可能性があると、英BBC放送のラジオ番組で語った。

6月8日からの再開を目指しているプレミアリーグについて同氏は「未来は分からないが、どのような提案があり、どのような考えがあるのかは知っている。中立地での開催や交代枠の増加、そして45分ハーフでは行わないという可能性がある」と、通常の90分で行わない異例の試合も視野に入れているという。

多くの選択肢を考慮しているが「理想は中断される前と同じ、完全な形で試合を開催することだ。多くの議論があるが、もっとも重要なことは、シーズンを安全に最後まで消化できるのかだ」と、試合形式よりもシーズンを完了することが大切だと話した。

同電子版では、イングリッシュ・フットボールリーグのパリー会長が今回の案について「それについては議論をしていない」と話しているという。だが、「創造的なアイデアを排除するべきではない」と、リーグ戦再開のために、あらゆる可能性を考慮するべきだ主張している。