MF久保建英(18)が所属するマジョルカは、約2カ月ぶりに練習場でのトレーニングを再開したと、マジョルカの地元紙ディアリオ・デ・マジョルカ電子版が9日に報じている。

新型コロナウイルスの影響により3月14日から自宅でのトレーニングを余儀なくされていた。だが、今週に練習とリーグ戦再開に向けて同ウイルス検査を受けた後、9日より練習場でトレーニングを再開した。

練習はスペインリーグが作成した厳しい制限がある中、マスクと手袋を着用したモレノ監督が、久保を含むトップチームの全27人を指揮。個人トレーニングの形で実施された。その後、順調にいけば少人数でのグループ練習、全体練習へと移行していく。

クラブ公式ツイッターは練習動画をアップ。久保は赤のジャージーを身にまとい、ボールを持ってピッチ入りしている。多くの選手がボールを使ったドリブルで汗を流していた。

現時点で11節残るリーグ戦の再開日は明確には決定していないが、6月中の再開が予定されている。その場合、マジョルカは本拠地「ソン・モッシュ」で、延期となったバルセロナ戦を戦う。久保にとっては古巣対戦からの再開となる。

(高橋智行通信員)