イングランド・プレミアリーグのトットナムに所属するイングランド代表FWハリー・ケーン(26)がEFL(イングランド・サッカーリーグ)リーグ2(4部相当)のレイトン・オリエントの来季ユニホームスポンサーとなり、胸のスペースに慈善活動を宣伝すると14日、発表された。

レイトン・オリエントによると、ホームシャツには新型コロナウイルスと戦う医療従事者への感謝のメッセージが刻まれ、アウェー用と第3ユニホームには子供たちのホスピスとメンタルヘルスチャリティーのロゴが入るという。

14日のロイター通信によると、同クラブは「20-21年シーズンは、ハリー・ケーンがシャツスポンサーシップの最前線に立ったと発表でき、とてもうれしく思います。プレミアリーグ、FA、EFLからの承認を得て、クラブが非常に誇りとする初めての取り決めが合意されました」と声明を出し、各シャツの売り上げの10%がそれぞれの慈善団体に届くことを明かした。

ケーンにとって11年にトットナムから半年間レンタル移籍し、プロデビューを飾った古巣クラブとなる。ケーンは「私はあのスタジアムからほんの数マイルの場所で生まれ、育ちました。そして最初のプロスタートを切ったクラブ。恩返しできる機会があって本当に光栄です。困難な時期にサポートしてくれた多くの第一線のヒーロー(医療従事者)と慈善団体に大きな感謝を表明できるプラットフォームを私に与えてくれた」とのコメントを出した。