インテルミラノは、バルセロナが獲得を目指しているアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(22)を放出する際、設定している契約解除金1億1100万ユーロ(約128億円)を値下げするつもりはないと、スペイン紙マルカが報じている。

同紙によると、ラウタロ・マルティネスの移籍は合意に近づいているが、移籍金がネックになっているという。バルセロナはインテルミラノが設定している金額を受け入れているが、現金で支払えるのはその約半額であると伝えた。そのため、自チームの選手を含めた交渉になると報じている。

新型コロナウイルスの影響により財政面で苦しんでいるバルセロナの多くの選手が退団可能になっているという。これまでラウタロ・マルティネスの交渉内で、MFラキティッチらさまざまな選手の名前が出ていた。しかし、インテルミラノは最終的にセメド、ビダル、トディボ、ジュニオル、ウムティティ、アレニャーの6選手に興味を持っていると伝えた。

インテルミラノのコーチ陣は、どの選手が来季のプロジェクトに適しているかを検討しており、近々決断を下すことになると報じた。

(高橋智行通信員)