新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断していたドイツ・ブンデスリーガが、約2カ月ぶりに再開した。ドルトムントはホームでシャルケとの「ルール・ダービー」で、FWハーランドがブンデス再開1号を決めるなど4-0で勝利した。

ドルトムントのファーブル監督は試合後に「シャルケ相手に4-0はかなり良い結果だ。チームは攻守で素晴らしかった。それはとても、とても特別なことだ」と、ライバル相手から完勝したことを喜んだ。

一方で、無観客で開催やゴール後のパフォーマンス、交代枠の増加など普段とは違う試合に「奇妙だった」と率直な意見を述べた。「シュートを打っても、最高のパスを出しても、ゴールを決めても何も起きない。非常に奇妙だった。ファンが恋しいね。いつもとは全く異なる試合だった。この試合の良さを判断することは難しい。コミットされていなかったと感じた。だが、選手たちは自分たちの仕事に集中していた」と振り返った。

クラブ公式サイトでMFブラントは「もちろん、(新型コロナウイルス前の)正常な状態を望んでいる。だが、今の状況に適応しなければならない。このような状況で楽しみを見つけることも大事だ。今日はその一部があったね。試合は完璧ではなかったが、うまくやれた」と、サッカーができる喜びを語った。

GKビュルキも「まるで子どもの頃にプレーしていた試合だったね。観客なしでのプレーを楽しんだよ。今日はそういうのを思い出したね」と話した。