レアル・マドリードが今夏に獲得を狙うドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド(19)の移籍金が約140億円になる見込みだと18日のスペイン紙アス電子版が報じている。

同紙はRマドリードが22年夏前までにハーランドを獲得する場合、ドルトムントは拒否するか、1億2000万ユーロ(約138億円)を超える移籍金を求めると伝えた。

ハーランドに関しては日々、さまざまな報道がなされている。アス紙は同選手が次の冬の移籍市場で退団する場合、7500万ユーロ(約86億2500万円)で去ることができる条項が契約に含まれているという報道について、そのような事実がないことを確認しているとした。加えて、ハーランドの代理人であるライオラ氏とドルトムント首脳陣の間で、22年夏までは容易に退団できないという口約束での合意が存在してたことも伝えている。

ドルトムントは今冬の移籍市場でハーランドを獲得するため、レッドブル・ザルツブルクに移籍金として2000万ユーロ(約23億円)、手数料として父親に800万ユーロ(約9億2000万円)、ライオラ氏に1500万ユーロ(約17億2500万円)をそれぞれ支払った。契約期間は3年半、年俸は税込450万ユーロ(約5億1750万円)となっている。

(高橋智行通信員)