イングランド・プレミアリーグのリチャード・マスターズ最高責任者は18日、FW南野拓実(25)が所属するリバプールの30年ぶりとなるリーグ制覇に向け、優勝ドロフィー&メダル授与式を無観客で開催したい意向を示した。18日、英スカイスポーツが伝えた。同最高責任者は新型コロナウイルス対策を取った上で社会的および公衆衛生の環境が整えば「ぜひ優勝トロフィー授与式をしたい。一生懸命働いた瞬間を選手とスタッフ全員に与えたいと思う」と発言した。

新型コロナウイルス感染拡大で3月13日にリーグ中断に入る前まで、リバプールは勝ち点82まで伸ばし、2位マンチェスター・シティーに25点差をつけて首位を独走していた。残り9試合で2勝すれば、89-90年シーズン以来、実に30年ぶりのリーグ優勝が決まる予定となっている。

プレミアリーグの各20クラブは19日にも小グループによるチーム練習を再開する予定。6月中にも今季リーグの再開を計画している。既にドイツ・ブンデスリーガが16日から再開しており、マスターズ最高責任者は「ドイツは明らかに我々の数歩先を進んでいる。彼らを見て、学び、彼らの成功から自信を得ることができる」と前向きな姿勢だった。