韓国のKリーグは20日、「Kリーグの名誉を失墜させた」として、FCソウルに1億ウォン(約893万円)の制裁金を科すと発表した。複数の韓国メディアが報じた。

FCソウルは無観客で開催された17日のホーム光州FC戦で、ファンの代わりに設置したマネキンが性的な目的で使用される女性の人形だと非難されていた。

Kリーグは声明の中で「女性やファンを侮辱し、傷つけた事件の深刻さを考慮し、厳しい処分を科すことを決定した」と述べた。

会場に設置された人形はクラブのユニホームに身を包んでいたが、全て女性だった。テレビで試合を観戦していた一部のファンが「胸が通常のマネキンより4倍大きい」とクラブ公式のSNSに投稿。これを受けてFCソウルは18日に人形は「大人の製品ではない」としながらも、ファンに不快な思いをさせたと謝罪していた。