レアル・マドリードが今夏、期限付き移籍でレガネスに所属するスペイン人MFオスカル・ロドリゲス(21)を売却する可能性があると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が20日に報じている。

オスカル・ロドリゲスはRマドリードの下部組織出身選手で、17年にスペイン国王杯でトップチームでの公式戦デビューを果たしている。そして18-19年シーズンより期限付き移籍でレガネスに所属。今季終了後、一度Rマドリードに戻り、将来をジダンに委ねられることになるが、退団濃厚の選手の1人であると同紙は伝えている。

現在、オスカル・ロドリゲスについて、Rソシエダード、セビリア、ベティス、ヘタフェのスペイン勢の他、シャルケ、ウルバーハンプトン、ラツィオが狙っているという報道が出ている。そしてRマドリードが買い戻しオプション付きの移籍金約2000万ユーロ(約24億円)で放出する考えを持っているという。またオスカル・ロドリゲスについては先月、同じポジションのウーデゴールが来季Rマドリードに復帰した場合の代わりとして、久保建英同様に、Rソシエダードに期限付き移籍する可能性があることを報じられたばかりだった。(高橋智行通信員)