MLS(メジャーリーグサッカー)行きが近づいているという報道が出ているレアル・マドリードのウェールズ代表FWガレス・ベール(30)について、ベールの代理人が完全否定したことをスペイン紙アス電子版が20日に伝えている。

ベールの代理人ジョナサン・バーネット氏は同日、米国のメディアESPNのインタビューで、移籍候補先の1つにデービッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミが挙がる米国行きについて、「ごみのようなもの」と吐き捨てるように話していた。

ベールは以前、米国でのプレーに興味があることを明かしたものの、実際には何のオファーも届いていないとのことだ。そしてベールの移籍については手取り1450万ユーロ(約17億4000万円)という高額な移籍金が大きな障害となっている。また、ベールはRマドリードとの契約が22年まで残っており、家族ともどもマドリードでの生活に満足していることが伝えられていたため、契約を全うする可能性もあるだろう。(高橋智行通信員)