アトレチコ・マドリードはアーセナル所属のフランス人FWアレクサンドル・ラカゼット(28)の獲得のために、MFルマールとのトレードを目指していると、スペイン紙アスが21日に報じた。

Aマドリードのコーチ陣はラカゼットの獲得を希望していると報じられている。一方で、ラカゼットの契約が2022年6月30日まで残るものの、アーセナルはオファーが届いた場合に耳を傾ける可能性があるとみられている。

アーセナルは今夏、Aマドリードが財政難であることを理解しているため、交渉の選択肢の1つとしてトレードを視野に入れているという。候補として好パフォーマンスを見せられていないルマールを求めることを検討していると伝えた。

ルマールを2年前、当時のクラブ史上の移籍金最高額である7000万ユーロ(約84億円)でAマドリードに入団した。だが、満足な成績を残すことができず、現在の市場価値は大幅に低下している。しかし、アーセナルはルマールのことを高く評価しているため、トレードが実現する可能性があると報じた。

(高橋智行通信員)