ドイツ・ブンデスリーガ、フランクフルトMF長谷部誠(36)が、クラブ側と21年6月まで1年間の契約延長で合意したと22日、発表された。

今夏に契約満了が迫っており、来季以降の動向に注目されていた。同日のクラブ公式サイトで、フレディ・ボビッチスポーツディレクター(SD)と並んで座り、1年間の契約延長にサインするショットが掲載。引退後、クラブのブランドアンバサダーとしてチームに残ることも合わせて発表された。

チーム最年長となる長谷部は同日に自らのインスタグラムを更新し、クラブと21年6月30日まで契約延長したことを報告。「今現在、世界は非常に困難な状況にありますが、サッカー界も例外ではありません。そんな中でもクラブが契約延長のオファーを出してくれたことに強いメッセージを感じます。いつのまにかブンデスリーガで14シーズン目のシーズンになります。毎日が勝負でヒリヒリするようなこの日常の中で、一瞬一瞬をかみしめながらチームのために全てをささげていきたいと思います」と投稿した。

14年にニュルンベルクからフランクフルトに移籍した長谷部は守備的MFやDFとして活躍。今季も公式戦44試合中32試合に出場していた。ボビッチSDは「マコトは並外れた経歴を持っている。偉大な規律と非常に専門的な態度のおかげで、36歳ながらチームの重要な柱である」と大きな期待を寄せていた。