元アルゼンチン代表MFでJリーグの清水エスパルスや横浜F・マリノスなども指揮したオズワルド・アルディレス元監督(67)は、前トットナム監督のマウリシオ・ポチェッティーノ氏(48)が来季のニューカッスル新監督になるだろうとの見通しを明かした。23日、英紙サンが報じた。

トットナムで10年間プレーし、現在はロンドン北部に在住するアルディレス元監督はポチェッティーノ氏とは友人関係。ニューカッスル買収目前のサウジアラビア共同事業体から同氏が監督就任のオファーを受けているとし「確固たる可能性がある」と明かした。

アルディレス元監督は、昨年11月にトットナム監督を解任されたポチェッティーノ氏の違約金などを含めた6カ月間の拘束条項が今月12日に満了したと説明。「(サウジアラビア共同事業体の)オファーが来た時はトットナムとの契約関係が残っていたが、今は自由に指導できるようになった。ニューカッスルでの監督復帰が確かな可能性です」と後押しした。

同じアルゼンチン人指導者としての手腕を高く評価しており「世界トップ3のコーチの1人。スペイン、フランス、イタリアでも監督ができるだろうが、彼はイングランドでの指揮が本当に好きだから」とニューカッスル監督就任が本命であることを強調した。

ニューカッスルにはFW武藤嘉紀が在籍している。