日本代表DF酒井宏樹(30)が所属するマルセイユのアンドレ・ビラスボアス監督(42)が、来季も続投することになった。クラブからの契約延長の要請を拒否していたが、選手らの説得で指揮を執ることを決意したという。26日付フランス紙レキップが報じた。

同紙によると、10日ほど前に、スポーツダイレクターだったアンドニ・スビサレッタ氏の解任が発表され、信頼関係にあった同監督の去就がサポーターに心配されていた。

クラブも「マックール氏(クラブオーナー)と、エロー会長とここ数日の話し合いの結果、ビラスボアス監督は来季もマルセイユとコラボすることを確認した」と声明を出している。

21年までマルセイユと契約を結んでいるビラスボアス監督は以前、23年までの2シーズンの契約延長を提案されたが断っていた。しかし今季、リーグ2位に導くなど選手全員から支持されており、今回の決断を後押しした。(松本愛香通信員)