スペインが今季サッカーリーグ再開に合わせ、観客を迎え入れた試合開催を検討していると2日、ロイター通信が報じた。

新型コロナウイルスの影響で約3カ月間中断されていたスペイン1部が6月11日、2部が同12日に再開することを受け、同国保健省のフェルナンド・サイモン局長が観客試合の可能性を模索していることを報告した。

同氏によると、2日にサルバドール・イッラ保健相、イレーネ・ロサノ・スポーツ相、バルセロナDFピケ、アトレティコ・マドリードMFコケら4選手とのオンライン会議で議論されたという。段階的な緩和が始まった地域に限ってファンをスタジアムに入れる可能性があるとした一方で、スポーツの公平性のために認められないとの可能性も十分にあると付け加えた。

スペインリーグはコロナウイルスの第2波発生を防止するため、すべてを無観客試合にすることを決めている。またスペインリーグのハビエル・テバス会長は来季の段階で、サポーターをスタジアムに戻すこをと計画している。