スペイン1部バルセロナのBチームでプレーするFW安部裕葵(21)が7月中にスペインに出発する見通しとなった。

3日までにクラブ公式サイトが伝えたもので、2月に手術を受けた右太もも裏の腱(けん)のリハビリのため、6月いっぱいまで国内調整する方針。5カ月間の練習離脱が発表された後、一時帰国してリハビリを続けている。

スペイン政府が海外からの入国者に対する14日間の隔離期間を7月1日まで延長したことを受けての措置で、7月第1週までは日本でリハビリとトレーニングを継続。現在、チームドクターと日本サッカー協会のメディカルスタッフ間で緊密な情報交換が行われ、安部自身のコンディションは上向き。レンパイネン医師も動画で安部のトレーニング内容を日々、チェックしている。安部は7月中にバルセロナに合流し、クラブでリハビリを継続することになる。