パリ・サンジェルマン(PSG)所属のウルグアイ代表FWエディルソン・カバニ(33)がインテル・ミラノからの誘いを断った可能性があるとイタリア紙トゥット・スポルトが7日に報じている。

同紙によると、今月でPSGとの契約が切れるカバニは、アトレチコ・マドリード行きを望んでいるため、インテル・ミラノからのオファーを拒否した可能性があるという。

以前よりAマドリードのシメオネ監督に入団を求められているカバニは今年1月、同クラブとの3年契約が間近に迫り、契約書にサインするところまでいった。だが、最終的にPSGが拒否したため、実現しなかった。

その後、PSGがインテル・ミラノから期限付き移籍中だったイカルディと正式に契約を結んだことで、カバニは契約を延長する意思がなくなり、今夏無料で退団することになるという。

フランスリーグが中止になったため、母国のウルグアイにいるカバニは今後、8月に再開する欧州チャンピオンズリーグを最後に、Aマドリード移籍に向けて動くことになると推測されている。

(高橋智行通信員)