先週フィジカル面に問題を抱えていたものの、8日の練習に通常通り参加したバルセロナ所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(32)。しかし現時点でリーグ再開初戦のマジョルカ戦に先発出場できるかどうかが分からない。それを受けスペイン紙アスは、メッシがスペイン1部リーグでプレーする現役選手の中、途中出場から最もゴールを決めている選手と9日に紹介している。

絶対的な存在であるメッシがベンチスタートからピッチに入るシチュエーションはほとんどないが、これまでにスペイン1部リーグで途中出場から24ゴールを決めている。現役でこれよりも多く決めている選手は存在せず、過去にこれを上回るのはフリオ・サリーナス(28得点)とオスカル・デ・パウラ(27得点)のみである。

例えばメッシは昨季、レガネス戦、ビリャレアル戦、レバンテ戦で途中出場からゴールを決め、チームの勝ち点獲得に貢献している。バルセロナは13日にリーグ戦を再開するが、久保建英所属のマジョルカにとって、メッシが先発でもベンチスタートでも大きな脅威になることに変わりはないだろう。(高橋智行通信員)