パリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマール(28)が、12日に滞在していた母国を飛び立ち、13日にフランスに戻ることになった。13日付フランス紙レキップが報じた。

新型コロナウイルスの影響で3月中旬にブラジルに帰国していたネイマールは、リオ州のマンガラチバの別荘で、所属クラブの指示に従ってトレーニングをしていた。

同紙によると、クラブはフランスを離れていたすべての選手に15日にフランスに戻るよう要請していた。その日までに戻らなければ、14日間の隔離が義務付けられる恐れがあるからだという。同日から欧州は大陸入りする人の条件を見直す予定で、新型コロナウイルス感染のリスクの高い国の中にブラジルも入る可能性が高い。

同紙は、当初21日に戻る予定だったネイマールはリスクを負いたくなかったとし、22日の練習に参加すると伝えた。チアゴシウバ(ブラジル)、エディンソン・カバニ(ウルグアイ)、ケイラー・ナバス(コスタリカ)らも続々とフランスに戻る見通し。(松本愛香通信員)