18位のマジョルカが、8位ビリャレアルと対戦した。5試合連続の先発出場を果たした日本代表MF久保建英(19)について、スペイン紙がチームトップの評価を与えている。

スペイン紙マルカは久保について、チームトップタイの2点(最高3点)をつけた。久保の他、マノーロ・レイナ、ポソ、イドリス・ババの3選手に2点がつけられている。

60分間プレーした久保の前半について、同紙は「久保とクチョがマジョルカの攻撃をリードした。久保はクオリティーの高い選手であり、その若さにもかかわらず、スター選手の気質がある」と称賛した。

久保は今シーズンここまで、リーグ戦26試合、1581分間出場し3得点2アシストを記録している。先発出場は15試合。

また、ビリャレアル戦ではまだプロ契約を結んでいないメキシコ生まれのU-17アルゼンチン代表MFルカ・ロメロ(15)が初招集メンバー入りし、スペイン1部リーグ史上の最年少デビュー記録更新が期待されたが、出場のチャンスは与えられなかった。

苦手なアウェーゲームに0-1で敗れたマジョルカのリーグ戦通算成績は28試合7勝4分け17敗の勝ち点25で、降格圏内の18位のままとなった。

マジョルカは次節、19日に中2日で行われる1部リーグ第30節でレガネスをホームに迎える。前半戦のアウェーゲームに0-1で敗れた残留争いの直接のライバルであるため、必ず勝たなければいけない戦いとなる。(高橋智行通信員)