サラゴサのMF香川真司(31)が18日、スペイン語でクラブのインタビューに答えた。

16日に行われた第33節のルーゴ戦で今季通算3得点目となる先制点を記録し、チームの3-1勝利に大きく貢献した。香川はその際、高い評価を受けたが、「僕たちはリーグ戦再開後の試合を勝利でスタートできなかったが、すぐに立ち直れたことが重要だった。そのためルーゴ戦の勝利は僕たちにとって本当にポジティブなものとなったよ。とても満足しているし、自信を持ち、より良くなっていると感じている。自分のゴールでチームに貢献できたことはうれしいけど、今後の試合で僕たちがさらに向上し続けられることを望んでいる」と振り返った。

現在の状況については、「難しい状況だ。全ての試合が大きく異なるが、僕たちは少しずつそれに順応していっている。ラ・ロマレダ(サラゴサのホームスタジアム)での試合に向けてみんなと一緒に準備していくつもりだし、(次節)アルメリア相手に勝利を成し遂げるために戦うつもりだ」と意気込みを語った。

今後の目標については、「僕たちはメンタル面で強くなり、しっかりと準備し、自分たち自身の中で自信を持ち続けなければいけない。僕たちは自分たちの目標を達成することができる」と力強く訴えた。

香川は現在、サラゴサとともに1部昇格を目指して戦い続けている。リーグ戦が残り10節となる中、チームはルーゴ戦の勝利により暫定ながら首位に立った。サラゴサは次節、20日にホームでアルメリアと対戦する。(高橋智行通信員)