リオデジャネイロのマルセロ・クリベラ市長は20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、22日に予定されていたMF本田圭佑が所属するボタフォゴの同州選手権カボフリエンセ戦を含む全てのプロサッカーの試合を25日まで中断することを決めた。だが、その決定は数時間後に変更され、ボタフォゴ、フルミネンセの試合のみの中断となった。ブラジルのメディア「グローボ」が報じた。

ボタフォゴ-カボフリエンセ戦の新たな開催日は決まっていないという。

新型コロナウイルスの感染被害が深刻なブラジルで、中断していたプロサッカーは18日に再開し、リオデジャネイロ州選手権のバングー-フラメンゴが行われた。ボタフォゴは22日にカボフリエンセ戦が予定されていたが、チームは十分な練習ができておらず、フルミネンセとともに再開に反対の姿勢を示していた。

本田も自身のツイッターに「リーグを再開する論理的な理由を知りたいと思う私はおかしいのだろうか?」と英語で投稿していた。

その本田は20日に再開したチーム練習に参加。クラブの公式ツイッターには本田が検温後に練習場に向かう様子を撮影した動画が投稿された。太めのヘアバンドを着けた本田は久しぶりにチームメートとともに汗を流したようだ。