ボローニャDF冨安健洋(21)は22日、今季再開初戦となったホームのユベントス戦にフル出場した。世界屈指のアタッカー、ユベンストスのFWクリスティアーノ・ロナウド(35)との直接対決で奮闘したものの、試合は0-2で敗れた。前半23分、ロナウドに先制PKを許した後、同36分にも追加点を与えた。ボローニャは勝ち点34で10位。

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ボローニャDF冨安は右サイドバックに入り、相手FWロナウドと対峙(たいじ)した。前半7分や40分の直接対決では細かいフェイントで揺さぶられたが、ボールを奪う場面もあるなど奮闘。地元メディアからも「ある程度、ロナウドを抑えた」と評価された。コロナ禍での中断を挟み「再開にこぎ着けたのでほっとしている。良い準備ができている」と意気込んだ再開初戦だったが、相手はやはり強かった。