スペイン1部リーグで24日(日本時間25日午前5時)、18位マジョルカは首位レアル・マドリードと第31節で対戦する。試合当日のスペイン紙は日本代表MF久保建英(19)について、期限付き移籍元の強豪相手に7試合連続で先発出場すると予想した。

スペイン紙マルカは、ビセンテ・モレノ監督が1-1で引き分けた前節レガネス戦の4-1-4-1から4-4-2にシステムを変更すると予想。久保は普段プレーしている右サイドではなく左サイドハーフに入り、イドリス・ババ、サルバ・セビージャ、ダニ・ロドリゲスと一緒に中盤でプレーし、ブディミールとクチョ・エルナンデスが2トップを形成すると見ている。

久保は今シーズンここまで、リーグ戦27試合(先発16試合)、1663分間出場し、3得点2アシストを記録している。

ビセンテ・モレノ監督は試合前日に招集メンバーを発表しなかったが、クトリス、ファブリシオ、奇誠庸(キ・ソンヨン)がけがで招集外になる一方、レガネス戦で出場停止だったセンターバックのライージョ、リーグ戦再開後はけがで欠場が続いている左サイドバックのアグベニェヌがメンバー復帰すると予想されている。また15歳の注目選手ルカ・ロメロが引き続きベンチ入りするとみられている。

一方、Rマドリードでは中盤の要カゼミロが出場停止の他、負傷中のヨビッチ、ナチョ、ルーカス・バスケスが招集外になった一方、けがが回復したイスコが戻ってきた。また約11カ月ぶりの復帰を果たしたばかりのアセンシオにとってマジョルカは、少年時代からRマドリード移籍前まで過ごした古巣である。

マジョルカはホームで行われた前半戦、ラゴ・ジュニオルのゴールにより1-0で勝利し、当時も首位だったRマドリードにリーグ戦初黒星をつけている。久保は後半14分からの出場だった。

(高橋智行通信員)