日本代表MF久保建英(19)が所属するマジョルカは敵地で首位レアル・マドリードと対戦し、0-2で敗れた。

同チームからマジョルカへレンタルされている久保はこの日は主戦場の右サイドではなく2トップの一角でフル出場。シュート3本を放ったが得点はならなかった。

前半から攻撃の多くのシーンでボールに触った久保。最前線にとどまらず、時折サイドや下がり気味の位置を取り、中盤からうまくパスを引き出した。チームもリズムよく試合に入ったが、先制点はRマドリードに許す。19分、FWビニシウスにループシュートを決められた。

後半に入っても久保はビニシウスに当たり負けずにドリブルで前進するなど気を吐いたが、味方に絡む動きが少なかったこともあって突破口をなかなか見つけられなかった。

11分にはDFセルヒオラモスに直接FKを決められ、2点差にされた。

続く17分。久保が自らゴールに向かう。右よりの位置でボールを持つと、MFトニ・クロースを振り切ってゴール前へ。セルヒオラモスらをかわしてペナルティーエリアから右足で狙ったが、わずかに右にそれた。

ゴールやアシストはなかったものの、レアル・マドリードのジダン監督らの前で存在感は示した。