MF南野拓実が所属するリバプールが25日、30年ぶり19度目のリーグ優勝を決めた。

前節クリスタルパレス戦に快勝し、2位マンチェスター・シティーに勝ち点23差をつけ王手を懸けていたが、この日、マンチェスターCがチェルシーに1-2で敗れ、残り7試合で勝ち点差は変わらず決定した。優勝は1989-90年シーズン以来で、92年のプレミアリーグ発足後は初。昨季の欧州チャンピオンズリーグに続くタイトルとなった。

プレミアリーグ制覇の日本人選手は01-02年シーズンの稲本潤一(リーグ戦出場なし、カップ戦のみ出場=アーセナル)、12-13年シーズンの香川真司(20試合6得点=マンチェスター・ユナイテッド)、15-16年シーズンの岡崎慎司(36試合5得点=レスター)以来4人目。南野は今年1月に移籍し5試合無得点。

欧州4大リーグではドイツで奥寺康彦が77-78年シーズンにケルン、長谷部誠と大久保嘉人が08-09年シーズンにウォルフスブルクで優勝。香川が10-11年からのドルトムント2連覇に貢献。セリエAでは、00-01年に中田英寿がローマで優勝した。4大リーグ以外では、中村俊輔がセルティック(スコットランド)で05-06年から3連覇。三浦知良が98-99年にクロアチア・ザグレブで優勝。南野はザルツブルク(オーストリア)時代の14-15年シーズンからの5連覇に貢献している。また本田圭佑は12-13年シーズンにCSKAモスクワ(ロシア)、長友佑都は17-18年シーズンから2年連続でガラタサライ(トルコ)で美酒を味わっている。