リバプールの日本代表MF南野拓実(25)がリーグ優勝決定から一夜明けた26日、クラブを通じて日本メディアの取材に応じ、「誰もが得られる経験ではないと思う。サッカー選手としてのキャリアの中で良い経験にはなる」とコメントした。

今年1月にオーストリア1部ザルツブルクから移籍。ここまでリーグ戦は5試合の出場(4試合が途中出場)で無得点と目に見える結果を残せていない。

「自分は半年だけしかプレーしていないので実感はあまりないし、まだここで何も示していない。いずれ自分がチームに貢献して優勝をまた味わえれば良いかなと思う」

新型コロナウイルスの影響でリーグが中断した約3カ月間は「人生で初めてこんなに長く家の中で過ごした。その中で自分にできるトレーニングや試合の映像などを見ていた」という。

リーグ再開後は21日のエバートン戦でリーグ戦初先発を果たすなど2試合連続で出場し「手応えと課題を両方得ることができた」。リーグ戦は残り7試合。初ゴールも期待されるが「出場した試合で結果を残して、チームの勝利に貢献したい」と意気込んでいた。