日本代表FW大迫勇也(30)が所属するブレーメンは、残留をかけてケルンと対戦。6-1で勝利して自動降格圏を脱出し、7月2日と6日に行われる2部3位との入れ替え戦に臨むこととなった。

ブレーメンは最終節を残して降格圏の17位で、16位のデュッセルドルフを勝ち点2差で追いかけており、残留には勝利が絶対条件だった。開始22分に大迫のゴールで先制すると、27分、30分と立て続けに追加点を奪い、前半で3-0と大きくリードした。一方、残留を争うデュッセルドルフはウニオン・ベルリンと対戦し、前半を0-1で折り返した。

後半もブレーメンの勢いは止まらず、終わってみれば6-1の圧勝だった。大迫は後半13分にも得点を決め、今季2度目のマルチゴールを記録した。デュッセルドルフが0-3でウニオン・ベルリンに敗れたため、ブレーメンは勝ち点でデュッセルドルフを上回り、16位に浮上。土壇場で入れ替え戦に回ることとなった。

ブンデスリーガ57年の歴史で、ブレーメンが2部リーグを戦ったのは80年-81年の1シーズンのみ。降格すれば40年ぶりとなる。