マジョルカMF久保建英(19)はアウェーのビルバオ戦にフル出場し、1-3で敗れた。8試合連続で先発出場を果たした久保について、スペイン紙の評価はそこまで高いものにならなかった。

スペイン紙マルカは、2トップの一角でプレーしフル出場した久保のパフォーマンスについて特に言及せず、1点(最高3点)をつけた。

久保の他、マノーロ・レイナ、ポソ、ヴァリエント、ライージョ、サルバ・セビージャ、ダニ・ロドリゲス、クチョ・エルナンデス、アブドン、フラン・ガメスの9選手が1点だった。

その他、ブディミールとトライコフスキがチームトップの2点、セドラル、ババ、ラゴ・ジュニオルが最低の0点だった。

久保は今シーズンここまで、リーグ戦29試合(先発18試合)、1843分間出場し、3得点2アシストを記録している。

苦手なアウェーゲームに1-3で敗れたマジョルカのリーグ戦通算成績は32試合7勝5分け20敗の勝ち点26。暫定ながら降格圏内の18位のままで、残留圏内にいる乾貴士が所属する17位エイバルとの勝ち点差は6となっている。

次節は再び中2日で行われるハードスケジュールの中、30日にスペイン1部リーグ第33節で残留争いの直接のライバルとなるセルタをホームに迎える。リーグ戦再開後5試合で1分け4敗と勝利が1度もないまま残り6節となり、可能性が日々低くなる厳しい状況で1部残留を成し遂げるために、絶対に勝利が必要となる。(高橋智行通信員)