1部残留へ是が非でも勝利が欲しかった一戦で、マジョルカは今季最多の5ゴールを挙げた。MF久保建英は、そのうち4点に絡む活躍。中2日の過密日程だったこともあってか、自らドリブル突破を仕掛ける場面は多くなかったが、ボールを持ったときに周囲を生かす判断力が光った。

微妙な判定にみえたPKで序盤に先制すると、マジョルカが一気に流れをつかんだ。好機にことごとく顔を出したのが久保だ。1-0の前半27分には追加点につながるパス。同40分には右サイドの広いスペースで球を受け、攻め上がった味方にタイミングよく出して3点目をアシストした。

後半も連係でセルタの守備を崩した。1点を返された直後の同7分に4点目の起点となり、相手に流れを渡さない。同15分にはダメ押し点となる味方のシュートをお膳立てした。

前半24分の左足の鋭いシュートはGKの正面を突き、後半36分の直接FKは大きく枠外。自身のゴールはならなかったが、残留争いのライバルから貴重な勝ち点3を奪った。モレノ監督は「選手の働きが報われてうれしい」と満足感を漂わせた。(共同)