マジョルカは残留に向けた直接のライバルであるセルタと対戦。チームが今季の最多5得点を記録して勝利した中、9試合連続で先発出場した日本代表MF久保建英(19)について、スペイン紙の評価は高かった。

スペイン紙マルカは、右サイドハーフでプレーし、2アシストを記録した久保について、チームトップタイの2点(最高3点)をつけた。マノーロ・レイナ、ポソ、バリエント、ライージョ、イドリス・ババ、サルバ・セビージャ、クチョ・エルナンデス、ブディミールの8選手が久保と同評価だった。

久保は今シーズンここまで、リーグ戦30試合(先発19試合)、1926分間出場し、3得点4アシストを記録している。

今季の最大得点差勝利となる5-1の大勝を飾り、リーグ戦再開後6試合目にして初勝利を挙げたマジョルカのリーグ戦通算成績は、33試合8勝5分け20敗の勝ち点29。順位は降格圏内の18位のままだが、17位セルタとの勝ち点差を5に詰めている。

マジョルカは次節、再び中2日の厳しい日程の中、3日にスペイン1部リーグ第34節でアトレティコ・マドリードと苦手なアウェーゲームを戦う。リーグ戦11試合連続無敗を誇る3位の強豪相手との非常に難しい対戦を迎えることになるが、残り5節で1部残留を達成するためにどうしても勝利が必要となる。(高橋智行通信員)