イタリア・セリエAのサンプドリアに期限付き移籍している日本代表DF吉田麻也(31)が6月30日、自身のSNSで、所属元であるイングランド・プレミアリーグ、サウサンプトンとの契約満了を報告した。

「サウサンプトンとの契約は本日で終了となりました。1つ後悔があるとすれば、チームメート、スタッフ、友人、ファンにきちんとお別れを言うことができなかったこと。まあ、これもサッカーの一部。(クラブのスローガンである)『We march on』(我々は前進する)をお忘れなく。いつかまたお会いしましょう。セインツ(クラブの愛称)、ありがとう」と英語で記した。

7年半在籍したサウサンプトンではプレミアリーグ日本人最多の通算154試合に出場(6得点)。ゲームキャプテンを務めるなど主力として活躍した。今季は出番が減り、冬に6月末までの期限付き移籍でサンプドリアに加入。セリエAは新型コロナウイルスの影響による3カ月半の中断が明け、8月上旬にシーズンが終了する予定になっている。

サンプドリアは吉田に対して2022年6月末までの2年契約を提示して交渉中と先月、地元メディアが報じている。ラニエリ監督は吉田の順応性、性格、プロ気質を高く買っており、来季の戦力として期待しているという。