マンチェスター・シティーのドイツ代表FWサネ(24)が、ブンデスリーガのバイエルン・ミュンヘンに総額5480万ポンド(約75億円)で移籍することで合意した。契約期間は5年。1日付英スカイスポーツ電子版が報じた。

Bミュンヘンは、前金として4470万ポンドをマンチェスターCに支払い、サネのパフォーマンスの出来やタイトル数などによって、移籍金を追加支払いする契約。追加される金額は、リーグや欧州チャンピオンズリーグ(CL)優勝、個人タイトル等により最大1000万ポンドに上るという。また、将来的にBミュンヘンが他のクラブに同選手を売却した場合、10%の利益がマンチェスターCに支払われる。

マンチェスターCは、約2年にわたり契約延長を交渉してきたが、母国ドイツへの移籍報道が絶えず、諦める形となった。サネは、マンチェスターCから提示されていた2倍と言われる年俸2000万ポンド(約27億4000万円)をBミュンヘンから受け取る予定だという。

24歳のサネは2016年にシャルケ(ドイツ)からマンチェスターCに移籍。2度のプレミアリーグ優勝などに貢献したが、昨年8月に右膝を負傷して今季リーグ戦は1試合の出場にとどまっている。(A・アウグスティニャク通信員)