30年ぶりのリーグ制覇を成し遂げたFW南野拓実(25)が所属するリバプールが2位マンチェスター・シティーに大敗した。南野は0-4で迎えた後半40分、FWマネと交代でピッチに立ったものの、得点に絡むことはなかった。

6月25日にマンチェスターCがチェルシーに敗れ、試合のなかったリバプールの優勝が決定。約1週間の調整で臨んだ優勝決定後初試合は、ライバルとのアウェー戦だった。PKやオウンゴールを含めて4失点し、選手の気の緩みを指摘されたユルゲン・クロップ監督は英スカイスポーツの試合後インタビューで強く否定した。

「(選手たちは)見事な態度と戦いだった。1週間前にリーグ覇者になったような振る舞いはしていなかった。ただ流動性が欠けていた。フィフティー・フィフティーの時、相手が我々よりも速かった」。

クロップ体制では17年9月、マンチェスターCに0-5で敗れた記録が最大得点差の大敗。それに続く悪い結果となったが、同監督は「マンチェスターCは信じられないよ。彼らの試合を見ているが、シーズンを通して悪い試合をしたことがない。負けた時でも本当に良いサッカーをしている」とライバルチームの強さを称賛した。

さらに「我々が、このゲームに集中していなかった方向にストーリーを持っていきたい場合はそうすればいい」と付け加えた。最後まで選手のプレー姿勢について問題なかったことを強調していた。