FW乾貴士(32)が所属するエイバルはホームで敗れ、3連勝を逃した。ベンチスタートだった乾は0-1で迎えた後半28分からDFコレラとの交代で出場したが、直後に2点目を許した。

試合後、ホセ・メンディリバル監督は「オサスナが我々の上の順位にいたとしても、今はどうやって戦うかを知る時間」と最後まで勝利をあきらめていなかった姿勢を明かした。

ただし同監督は前半15分、MFペドロ・レオンが相手DFのミスを突き、ゴール前に突進した際、相手GKエレラから受けたファウル気味の守備を批判。「あれが多くのことを決定した。(エレラの一発退場で)オサスナは1人少なくなったかもしれない。彼が退場にならなかった理由は私にはわからない」と口調を強めた。

新型コロナウイルスの影響によるリーグ中断の影響で、エイバルは6月30日で契約が満了したMFオレジャーナとMFエスカランテが退団。今季途中で選手層が薄くなり、過密日程の中でMF乾の力がさらに必要となっている。降格圏となる18位マジョルカとは勝ち点6差の16位ながらも、残留に向けた厳しい戦いが続く。