バルセロナが、チームでの立場が悪くなっているフランス代表アントワーヌ・グリーズマン(29)について今夏の移籍市場に出すことを決定し、ユベントスにオファーした可能性があるとイタリア国営放送RAIが3日に報じた。

同メディアによると、両クラブ間の話し合いはすでに始まっており、ユベントスがグリーズマン獲得のため、バルセロナに一定の金銭を支払い、さらにドウグラス・コスタとアドリアン・ラビオの2選手を譲渡する可能性があるという。

両クラブの関係は以前より良好だったが、アルトゥールとピャニッチの交換によりさらに強化されているため、グリーズマンのユベントス入団は実現可能であるとみられている。

グリーズマンは最近、キケ・セティエン監督の戦力から外れ始めており、直近のリーグ戦4試合中3試合でベンチスタートになり、バルセロナ入団後、最もつらい時期を過ごしている。(高橋智行通信員)