マジョルカの久保建英(19)は、10試合連続で先発出場し、90分間プレーした。試合後のフラッシュインタビューで次のように語っていた。

0-3の敗北を喫した結果については「この敗北が厳しいのは本当だ。僕たちの方が彼らよりも勝ち点を必要としていたからね。彼らも欧州チャンピオンズリーグ出場のための戦いをしているが、僕たちの方が勝ち点を必要としていたので、この敗北は厳しいものだよ」と残念がった。

GKマノーロ・レイナが相手PKを止めたにもかかわらず、やり直し。モラタが蹴る前にセドラルがペナルティーエリア内に入ったためだが「試合後、スタッフに話したけど、彼らによると、VARは選手がペナルティエリア内に入ったかどうかを見直すことはできない、ただGKのポジションだけ見直すことができると言っていた。そのため僕は疑問が残っている」と不満を述べた。

1部残留については「セルタやほかのチーム次第だけど、幸いにもまだ僕たちは勝ち点5差だと言うことができる。とても重要な4試合が残っているし、もし僕たちが全勝すれば可能性は十分にある。そのため今は次の試合のためにしっかりと休まなければいけない」と大きな希望があることを強調した。

個人的に素晴らしいシーズンを送っていることについては「それは分からないけど、最終的に結果が出なければほとんど価値はない。僕はただ、今日やこれまでのようにチームを助けられるように全力を尽くすことを目指している。物事がうまくいかない日もあるが、セルタ戦のようにうまくいく日もある。そのため僕たちは今後の試合でチームとしても個人としてもうまくいくように頑張るよ」と返答した。

マジョルカは次節、中5日で9日にスペイン1部リーグ第35節でレバンテとホームで対戦する。1部残留を成し遂げるため、絶対に勝利しなければならない試合となる。(高橋智行通信員)