レアル・マドリードはアウェーでビルバオに1-0で勝利した。後半28分、DFセルヒオラモスがPKで決勝点を決めた。試合後、ジネディーヌ・ジダン監督(48)が記者会見に出席。その模様をスペイン紙アス電子版が5日に伝えている。

ジダン監督は、審判の判定で対戦相手から不満やRマドリードが優遇を受けているという声があがっていることについて、「うんざりしているよ。いつも同じことを話している。我々がまるで審判のおかげで試合に勝っているみたいだ。レアル・マドリードやピッチにいる選手たちに敬意を払う必要がある。主審はプレーを確認し、PKの笛を吹いたんだ。なぜならPKがあったのだからね」と反論した。

セルヒオラモスがPKのキッカーとしてクリスティアーノ・ロナウドよりも優れているかについては「ふたりとも信頼度が高いが、セルヒオもPKのスペシャリストだよ。彼は練習後にPKをたくさん蹴っているし、そのことは我々にとってプラスとなる」と返答した。

ほとんど戦力に入っていないハメス・ロドリゲスとベールの状況については「ハメスは彼自身の問題によりメンバーから外れることを求めた。ベールに関しては、多くの選手がここにいるので私は選ばなければいけないし、そのため彼はここ2試合試合に出場しなかったんだ」と説明した。

Rマドリードはリーグ戦再開後7連勝を達成し、バルセロナとの勝ち点差は4で首位をキープし続けている。残り4試合に迫る中、10日にホームでアラベスと対戦する。(高橋智行通信員)